大学生でも買える高配当株5選|配当性向50%以下のおすすめ銘柄

「大学生でも株式投資を始めたい!」

「せっかく株を買うなら配当金がもらえる株がいい」

「でも、高配当株って配当を出しすぎていて大丈夫なの?」

そんな大学生に向けて、今回は配当性向50%以下を一つの基準にして、高配当株を5銘柄紹介します。

高配当株を探すとき、多くの人が「配当利回り」に注目します。

もちろん配当利回りは重要です。

しかし、それだけで銘柄を選ぶのはおすすめできません。

そこで今回は、

「配当利回り」+「配当性向」

という2つのポイントに注目します。

配当性向が極端に高い企業を避けながら、大学生でもチェックしやすい高配当株を紹介していきます。

※株価・配当利回り・配当性向は変動します。本記事の数値は2026年8月時点の情報を参考にしています。


そもそも「配当性向」とは?

まずは配当性向について簡単に説明します。

配当性向とは、

企業が稼いだ利益のうち、どれくらいを配当金として株主に還元しているか

を表す数字です。

例えば、

1株利益が100円

年間配当が30円

だった場合、

30円 ÷ 100円 × 100 = 配当性向30%

となります。

つまり、企業が稼いだ利益100円のうち30円を株主への配当に回しているということです。

配当性向が高い企業は株主への還元が大きい一方で、利益の多くを配当に使っているため、業績が悪化したときに配当を維持する余裕が小さくなる場合があります。

そこで今回は、

配当性向50%以下

を一つの目安として銘柄を選びました。

もちろん、

「配当性向50%以下なら絶対に安全」

というわけではありません。

あくまで銘柄を比較するときの一つの基準です。


大学生におすすめしたい高配当株5選

今回紹介するのはこちらの5銘柄です。

銘柄コード配当利回りの目安配当性向
トヨタ自動車7203約3%約32%
オリックス8591約3%約39%
ENEOS HD5020約3%約35%
INPEX1605約3%約30%
三菱HCキャピタル8593約3~4%約41%

※配当利回り・配当性向は変動します。

それでは、それぞれ詳しく紹介します。


① トヨタ自動車【7203】

まず紹介したいのが、

トヨタ自動車

です。

日本を代表する自動車メーカーで、世界でもトップクラスの自動車企業です。

トヨタの魅力は、

高配当だけではなく、企業としての成長力にも期待できること

です。

2026年3月期の実績配当性向は約32%。

2027年3月期の年間配当は1株100円が予想されています。

トヨタの魅力

  • 世界的な自動車メーカー
  • 配当性向が50%以下
  • 配当金を増やしてきた実績がある
  • 自動車以外にも幅広い事業を展開
  • 大学生でも企業について調べやすい

高配当株というと、

「成熟した企業」

というイメージがあります。

しかしトヨタの場合は、

配当+企業成長

の両方を期待して投資を検討できる点が魅力です。

ただし、100株購入するにはまとまった資金が必要になります。

大学生なら無理に100株購入せず、1株投資から始める方法もあります。


② オリックス【8591】

2つ目は、

オリックス

です。

オリックスはリースを中心に、金融、不動産、航空機、環境エネルギーなど、非常に幅広い事業を展開しています。

2026年3月期の配当性向は約39%。

2027年3月期の年間配当は1株187.36円が予想されています。

オリックスの魅力

  • 幅広い事業を展開
  • 配当性向50%以下
  • 配当利回り3%前後
  • 増配実績がある
  • 一つの事業だけに依存していない

大学生が投資するなら、

「自分が理解できる企業に投資する」

ことが重要です。

オリックスは事業内容が非常に幅広いため、最初は少し難しく感じるかもしれません。

しかし、

「リース会社って何をしているの?」

と調べるところから企業分析を始めるのも、投資の勉強になります。


③ ENEOSホールディングス【5020】

3つ目は、

ENEOSホールディングス

です。

ガソリンスタンドでおなじみのENEOSを展開する大手エネルギー企業です。

2026年3月期の配当性向は約35%。

2027年3月期の年間配当は34円が会社予想となっています。

ENEOSの魅力

  • 日本を代表するエネルギー企業
  • 配当性向50%以下
  • 比較的高い配当利回り
  • 身近な企業なので事業を理解しやすい
  • 株主還元を重視している

ENEOSのような身近な企業は、大学生が投資を始めるときにも向いています。

街中でガソリンスタンドを見かけたときに、

「この会社の株を持っている」

と思えるのも、投資を身近に感じるきっかけになります。

ただし、原油価格や為替などの影響を受けるため、エネルギー価格の変動には注意が必要です。


④ INPEX【1605】

4つ目は、

INPEX

です。

INPEXは石油・天然ガスなどのエネルギー開発を行っている企業です。

2026年12月期の年間配当は1株112円が会社予想。

直近実績の配当性向は約30%です。

INPEXの魅力

  • 配当性向が比較的低い
  • 高配当株として注目されやすい
  • エネルギー関連の大型企業
  • 増配実績がある
  • 利益が増えれば増配余力も期待できる

特に注目したいのが、

配当性向の低さ

です。

利益に対して配当金が少なめなので、他の高配当株と比較すると配当を維持する余力を考えやすい銘柄です。

ただし、INPEXもエネルギー価格の影響を受けるため、

「配当性向が低いから安全」

というわけではありません。


⑤ 三菱HCキャピタル【8593】

そして今回、配当性向50%以下に条件を変更したことで入れたいのが、

三菱HCキャピタル

です。

三菱HCキャピタルは、リースを中心に、航空機、不動産、環境・エネルギーなど幅広い事業を展開しています。

2026年3月期の実績配当性向は約40.7%。

2027年3月期は約45.8%が予想されています。

つまり、今回設定した、

「配当性向50%以下」

という条件を満たしています。

三菱HCキャピタルの魅力

  • 配当利回りが比較的高い
  • 配当性向50%以下
  • 長期的な増配実績がある
  • 幅広い事業を展開
  • 長期保有を考えやすい

特に魅力なのが、

連続増配の実績

です。

三菱HCキャピタルは長年にわたって配当を増やしてきた企業として知られています。

そのため、

「今の配当利回りだけではなく、将来的な増配にも期待したい」

という大学生にはチェックしてほしい銘柄です。


大学生なら「高配当+増配」に注目しよう

ここまで5銘柄を紹介しました。

しかし、大学生が長期投資をするなら、

現在の配当利回りだけを見るのはもったいない

と思います。

例えば、

A社

配当利回り5%

B社

配当利回り3%

だったとします。

一見するとA社のほうが魅力的です。

しかし、A社の配当がずっと変わらない一方で、B社が毎年配当を増やしていけば、数年後にはB社のほうが魅力的になる可能性があります。

だからこそ、

「今の配当利回り」+「今後の増配」

という視点も持っておきましょう。


大学生は1株から始めてもOK

「でも100株買うお金なんてない……」

という人もいるでしょう。

安心してください。

大学生なら、最初から100株購入する必要はありません。

証券会社によっては、1株単位で株を購入できるサービスがあります。

例えば、

トヨタを1株。

オリックスを1株。

ENEOSを1株。

INPEXを1株。

三菱HCキャピタルを1株。

というように、少額で複数の企業に投資することもできます。

まずは少額で株を持ってみて、

「株価がなぜ動いたのか?」

「決算って何?」

「配当金はいつもらえる?」

などを実際に経験してみましょう。


大学生が高配当株を買うときの注意点

① 配当金は保証されていない

高配当株だからといって、将来も同じ配当金をもらえるとは限りません。

企業の業績が悪化すれば、

  • 減配
  • 無配

になる可能性もあります。


② 配当性向50%以下=安全ではない

今回、

「配当性向50%以下」

という条件を設定しました。

しかし、これは安全性を保証する数字ではありません。

企業によって適切な配当性向は違います。

そのため、

  • 売上
  • 営業利益
  • キャッシュフロー
  • 自己資本比率
  • 配当性向
  • 配当利回り
  • 増配実績

などを総合的に確認しましょう。


③ 株価が下落する可能性がある

配当金をもらえても、株価が大きく下落すれば損失が発生する可能性があります。

例えば10万円投資して年間3,000円の配当をもらったとしても、株価が2万円下落すればトータルではマイナスです。

そのため、

「配当金がもらえる=損をしない」

ではありません。


大学生におすすめの選び方

今回紹介した5銘柄を、自分の目的から選んでみるのもおすすめです。

成長性も重視したい

→ トヨタ

幅広い事業に投資したい

→ オリックス

身近な企業に投資したい

→ ENEOS

配当性向の低さを重視したい

→ INPEX

増配実績を重視したい

→ 三菱HCキャピタル

もちろん、これは「この株を買えば儲かる」という意味ではありません。

あくまで企業を調べるきっかけとして活用してください。


まとめ|大学生こそ少額から高配当株を勉強しよう

今回紹介したのは、

  1. トヨタ自動車
  2. オリックス
  3. ENEOSホールディングス
  4. INPEX
  5. 三菱HCキャピタル

の5銘柄です。

今回は、

「配当性向50%以下」

を一つの条件にしました。

高配当株を選ぶときは、

「配当利回りが何%あるか」

だけではなく、

「その配当を今後も維持できるのか?」

まで考えることが重要です。

大学生なら、いきなり何十万円も投資する必要はありません。

まずは1株から始めて、企業の決算やニュースをチェックする習慣を作ってみましょう。

そして投資に慣れてきたら、

「この会社は5年後、10年後も配当を出し続けられるだろうか?」

という視点を持って銘柄を選んでみてください。

大学生のうちから投資を経験しておけば、社会人になってからの資産形成にもきっと役立つはずです。

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