大学生が新NISAを始める前に知っておきたい5つのこと|18歳から使える非課税制度の基本

「学生でも投資した方がいいの?」という話題でよく出てくるのが新NISA(少額投資非課税制度)です。SNSでは「大学生のうちから始めるべき」という声も多い一方、仕組みをよく分からないまま始めるのは不安、という人も多いはず。ここでは金融庁・国税庁の公表情報をもとに、大学生が新NISAを始める前に知っておきたいポイントを整理します。投資は元本保証のない制度なので、始めるかどうか・いくら投資するかは最終的にご自身の判断でお願いします。

そもそも新NISAとは?18歳から使える非課税の投資制度

金融庁の説明によると、新NISAは「利用する年の1月1日時点で18歳以上」であれば利用できる制度です。つまり成人した大学生であれば、原則として口座を開設できます。通常、株式や投資信託の運用益・配当には約20%の税金がかかりますが、NISA口座内で得た利益はこの税金がかかりません。2024年からの新NISAでは、この非課税で保有できる期間が無期限になったことも大きな特徴です。

投資枠は2種類、年間360万円・生涯1,800万円が上限

新NISAには「つみたて投資枠(年間120万円)」と「成長投資枠(年間240万円)」があり、併用すると年間最大360万円まで投資できます。加えて、生涯を通じて非課税で保有できる上限額(非課税保有限度額)は1,800万円で、このうち成長投資枠で使えるのは1,200万円までと決まっています。とはいえ、これはあくまで上限であり、大学生のうちから月数百円〜数千円といった少額から積立を始めることも十分可能です。「上限まで使わないといけない制度」ではない、という点は誤解しやすいので押さえておきましょう。

メリット:早く始めるほど「非課税で運用できる期間」が長くなる

新NISAの非課税期間が無期限になったことで、20歳前後で少額の積立を始めた場合、社会人になってからまとまった資金で始めるより、非課税で運用できる期間そのものを長く確保できます。もちろん値上がりを保証するものではありませんが、「時間を味方につけられる」という点は学生のうちから制度を知っておく価値がある理由の一つです。

注意点1:投資は元本保証ではない。生活費・学費を削ってまでやらない

NISAは税金の優遇制度であって、値下がりのリスクをなくす制度ではありません。バイト代や仕送りの生活防衛資金(急な出費に備える分)を削ってまで投資に回すのは避け、余裕資金の範囲で行うことが大前提です。

注意点2:NISA口座の損失は「他の口座と損益通算できない」

国税庁の案内によると、NISA口座内で株式等を売却して生じた損失は税務上「なかったもの」とみなされ、特定口座・一般口座で得た配当金や譲渡益と相殺(損益通算)することができません。また、その損失を翌年以降に繰り越すこともできません。通常の課税口座であれば使えるこれらの仕組みが使えない点は、NISA特有の注意点として知っておきましょう。

注意点3:口座は1人1金融機関まで。乗り換えにも手続きが必要

NISA口座は1人につき1つの金融機関でしか開設できません。「とりあえず」で選んだ証券会社の手数料体系やつみたて投資信託のラインナップが自分に合わないと感じても、金融機関の変更には所定の手続きと時間がかかります。口座開設前に、取扱商品の手数料(信託報酬)やアプリの使いやすさなどを軽く比較しておくと安心です。

始め方の大まかな流れ

  1. 証券会社(ネット証券など)を選び、NISA口座開設を申し込む(本人確認書類・マイナンバー確認書類が必要)
  2. 税務署の確認を経て口座が開設される(通常、申し込みから利用開始まで数週間程度かかることがあります)
  3. つみたて投資枠で毎月の積立額・投資信託を設定する、または成長投資枠で個別株・ETFなどを購入する

証券会社選びに迷ったら、老舗ネット証券の一つである松井証券も選択肢に入ります(クレジットカード積立やポイント制度、サポート体制などは各社で異なるので、比較の一つとして見てみてください)。

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また、松井証券以外の証券会社でNISA口座を開設する場合も、いきなり公式サイトから申し込むのではなく、ポイントサイト「モッピー」を経由すると、口座開設で通常もらえる特典に加えてモッピーのポイントも上乗せでもらえることがあります(開催中のキャンペーン内容は証券会社ごとに異なるので、申し込み前に必ずご自身で条件を確認してください)。モッピーを使ったことがない方はこちらからどうぞ(広告・紹介リンクです)。

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まとめ:制度を知ってから、無理のない範囲で

新NISAは大学生でも使える非課税制度ですが、「みんながやっているから」で始めるものではありません。まずは制度の仕組みと注意点を理解し、生活費に無理のない範囲で、少額からで良いので検討してみてください。投資に関するより具体的な業種・銘柄の話は、[高金利のときに株価が上がりやすい企業5選]もあわせてチェックしてみてください。

  • 「投資の対象となる業種の話」文脈で → 高金利のときに株価が上がりやすい企業5選(/236/)
  • 「バイト収入を投資に回す前に、まず自分の年収を把握する」文脈で → 大学生バイトの「103万円の壁」は今いくら?(前回記事)
  • 「怪しい儲け話ではなく、公的に認められた制度から始める」文脈で → 有料オンラインスクールに入会する前にチェックすべき5つのポイント(前々回記事)

参照した一次情報

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