大学生が初めて個別株を買うなら?初心者におすすめの銘柄と選び方を解説
「大学生だけど株式投資を始めてみたい」
「NISAで投資信託は買っているけど、個別株にも挑戦してみたい」
「初めて個別株を買うなら、どの企業がおすすめ?」
このように考えている大学生は多いのではないでしょうか。
僕自身も個別株について調べていると、
「有名な企業ならどこでもいいの?」
「配当金が高い会社を買えばいい?」
「大学生ならいくらから始めればいい?」
など、いろいろな疑問が出てきました。
そこで今回は、**「大学生が初めて個別株を買うなら、どのような企業を選べばいいのか」**について、大学生目線で考えてみます。
結論から言うと、僕が初めて個別株を買う大学生におすすめしたいのは、自分が普段から利用していて、事業内容を理解しやすい大企業です。
その中でも、僕なら最初の候補としてKDDIを調べます。
もちろん、KDDIを買えば必ず儲かるという意味ではありません。
この記事では、KDDIを例にしながら、大学生が初めて個別株を選ぶときのポイントについて紹介します。
※この記事は投資の勧誘を目的としたものではありません。株式投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身で行ってください。
大学生が初めて個別株を買うなら「身近な企業」がおすすめ
大学生が初めて個別株を買うなら、僕は自分が普段から利用している企業から探すのがおすすめだと思います。
例えば、
・スマートフォンを使っている
・コンビニを利用する
・ネットショッピングをする
・車に乗る
・銀行口座を使う
・ゲームをする
など、自分の日常生活を考えてみましょう。
その中には、たくさんの企業があります。
例えばスマートフォンを利用しているなら、NTT、KDDI、ソフトバンクなどの通信会社があります。
車が好きならトヨタ自動車などがあります。
銀行を利用しているなら、三菱UFJフィナンシャル・グループなどもあります。
このように、「自分が知っている企業」から投資先を探すと、企業研究を始めやすくなります。
僕が大学生の初心者ならKDDIを調べる理由
では、なぜ僕が最初の候補としてKDDIを挙げるのでしょうか。
大きな理由は3つあります。
①事業内容が分かりやすい
KDDIといえば「au」というイメージを持っている人が多いと思います。
スマートフォンを使っている大学生なら、KDDIのサービスを実際に利用している人も多いでしょう。
KDDIは通信を中心に事業を展開しており、自分たちの生活とのつながりをイメージしやすい企業です。
個別株初心者にとって、
「この会社は何をしてお金を稼いでいるのか分かる」
というのは非常に重要だと思います。
②配当金を受け取れる
株式投資の魅力の一つが「配当金」です。
KDDIは株主への利益還元を重視しており、2025年度は1株当たり年間80円の配当を実施しました。
さらに2026年度は、1株当たり年間84円の配当を予定しています。
これは前年度から4円増える予定で、KDDIは2026年度に25期連続増配を目指しています。
もちろん、配当金は将来も必ず増えるとは限りません。
また、配当金を受け取ったとしても、株価がそれ以上に下落すればトータルでは損失になる可能性があります。
そのため、
「配当金が高いから買う」
だけではなく、
「この会社は今後も利益を出し続けられるのか」
という視点が大切です。
③長期保有を考えやすい
大学生が個別株を買うのであれば、僕は「明日上がる株」を探すよりも、数年単位で持ち続けられる会社を探すほうがいいと思います。
株価は毎日のように変動します。
今日上がったと思ったら、翌日に大きく下がることもあります。
そのたびに、
「売ったほうがいいかな?」
「まだ下がるかも……」
と考えていると、投資そのものが嫌になってしまう可能性があります。
だからこそ、
「この会社なら長期的に成長してくれそう」
と思える企業を探すことが重要です。
KDDIは2026年度から2028年度までの中期経営戦略で、持続的な成長と安定増配を掲げています。
大学生ならNTTも候補になる
KDDI以外にも、大学生が初めて調べる企業としてNTTは候補になると思います。
NTTは通信を中心とした事業を展開しているため、KDDIと同じく事業内容を理解しやすい企業の一つです。
NTTは2026年度の年間配当を1株当たり5.4円とする予定で、16期連続増配を予定しています。
また、2026年5月には自己株式の取得について、取得総額2,000億円を上限とする内容を発表しています。
「できるだけ少ない金額から日本の大企業に投資してみたい」
という大学生は、NTTについて調べてみるのもいいでしょう。
ただし、株価や最低購入金額は常に変化するため、実際に購入するときは証券会社で最新情報を確認してください。
トヨタ自動車も大学生が知っておきたい企業
日本を代表する企業として、トヨタ自動車も個別株を勉強するなら面白い企業です。
車に興味がない人でも、「トヨタ」という名前を知らない人はほとんどいないでしょう。
トヨタは自動車だけではなく、モビリティ企業への変革を進めています。
配当についても、2026年3月期は年間95円、2027年3月期は年間100円を予想しています。
ただし、トヨタのような大企業であっても株価が下落することはあります。
「有名企業だから安全」
という考え方は危険です。
大企業でも景気、為替、原材料価格、海外情勢などによって業績や株価が変動するからです。
大学生が個別株を選ぶときに見るべき5つのポイント
ここまでKDDI、NTT、トヨタを紹介しました。
しかし、個別株投資で本当に大切なのは、
「どの会社を買うか」より「どうやって会社を選ぶか」
だと思います。
そこで、初心者が企業を調べるときに見てほしいポイントを5つ紹介します。
①何をしている会社なのか
最初に見るべきなのは、
「この会社は何で利益を出しているのか?」
です。
これが分からない会社には、僕ならいきなり投資しません。
会社のホームページや決算資料を見て、
「この会社は○○というサービスを販売して利益を出している」
と説明できるくらいまで理解してみましょう。
②売上や利益が伸びているか
次に確認したいのが業績です。
売上高や営業利益、純利益などを確認して、
「この会社は過去数年間で成長しているのか?」
を見てみましょう。
売上や利益が毎年増えている会社は魅力的に見えます。
ただし、過去に成長していたからといって、未来も同じように成長するとは限りません。
その点には注意が必要です。
③配当金は安定しているか
配当金を目的に個別株を購入するなら、配当の推移も確認しましょう。
「今年だけ配当が高い会社」より、
「長期的に安定して配当を出している会社」
のほうが、初心者には研究しやすいと思います。
ただし、配当利回りだけを見てはいけません。
高配当には、それなりの理由がある場合もあります。
④株価が高すぎないか
どれだけ良い会社でも、株価が割高になっている可能性があります。
そこで、
・PER
・PBR
・配当利回り
・ROE
などの株式指標を確認します。
最初から全部覚える必要はありません。
まずはPERが何を意味するのか、PBRとは何なのかを少しずつ勉強していけば十分です。
⑤自分が長期保有できる会社か
最後に一番大切だと思うのが、
「この会社の株を5年、10年持っていてもいいと思えるか」
です。
個別株は株価が毎日変動します。
「今日上がったから嬉しい」
「明日下がったから怖い」
という短期的な感情だけで売買すると、冷静な判断ができなくなる可能性があります。
大学生なら、長期的な視点で企業を見ることも意識してみましょう。
大学生はいくらから個別株を始めればいい?
ここも非常に気になるところだと思います。
僕なら、大学生が初めて個別株を買う場合、生活に必要なお金を投資するのはおすすめしません。
例えば、
「今月の生活費が5万円しかないけど、そのうち3万円を株に入れる」
というような投資は避けたほうがいいでしょう。
株価が下落したときに、
「お金が必要だから売らないといけない」
という状況になるからです。
投資に回すのは、あくまで余裕資金。
これが基本です。
また、証券会社によっては1株から購入できる「単元未満株」のサービスもあります。
そのため、
「100株買えるお金が貯まるまで投資できない」
とは限りません。
少額から企業を研究しながら始めるという方法もあります。
大学生ならNISAと個別株をどう使い分ける?
大学生が投資を始めるなら、NISAについても知っておきたいところです。
NISAでは、一定の条件のもとで投資による利益が非課税になります。
そのため、
「投資信託で長期的な資産形成をする」
「個別株で企業分析を勉強する」
というように、目的を分けて考えるのも一つの方法です。
個別株だけに資産を集中させる必要はありません。
むしろ大学生のうちは、
投資で大きく儲けることより、投資について学ぶこと
を重視してもいいと思います。
個別株初心者がやってはいけない3つのこと
最後に、初心者が気をつけたいことを紹介します。
①SNSの情報だけで株を買う
「この株は絶対上がる!」
「今買わないと乗り遅れる!」
というSNSの投稿を見かけることがあります。
しかし、その情報だけを信じて株を購入するのは危険です。
自分でも企業の業績や財務状況を確認しましょう。
②生活費まで投資する
投資は余裕資金で行うことが大切です。
大学生なら、
「家賃」
「食費」
「学費」
「生活費」
など、投資より優先するお金があります。
それらのお金まで投資に回すのは避けましょう。
③短期間で大儲けしようとする
「大学生のうちに株で100万円儲けたい」
という目標を持つこと自体は悪くありません。
しかし、
「短期間で10倍になる株を探す」
という考え方になると、リスクも非常に大きくなります。
最初は、
「投資をしながら企業を見る力を身につける」
くらいの気持ちでもいいと思います。
まとめ:大学生が初めて個別株を買うなら「身近な大企業」から
今回は、
「大学生が初めて個別株を買うならどこがいいのか」
というテーマで紹介しました。
僕が初心者の大学生なら、まずKDDI、NTT、トヨタなど、自分が事業内容を理解しやすい大企業から調べます。
特にKDDIは、通信という身近な事業を展開しており、2026年度は年間84円の配当を予定しています。また、200株以上を1年以上保有する株主を対象とした株主優待もあります。
ただし、
「KDDIだから絶対に儲かる」
ということではありません。
株式投資には株価が下落するリスクがあります。
だからこそ、個別株を始めるときは、
「どの株が上がる?」
ではなく、
**「この会社は何をしている?」
「利益は増えている?」
「今後も成長できそう?」
「自分は長期的に保有したい?」**
という視点を持つことが大切です。
大学生の最大の武器は、時間です。
いきなり大きな金額を投資する必要はありません。
まずは1社の企業について調べてみる。
決算資料を読んでみる。
株価の動きを追ってみる。
実際に少額で株を買ってみる。
こうした経験を積み重ねることで、少しずつ投資について詳しくなっていけばいいと思います。
「お金を増やすための投資」だけではなく、「お金について学ぶための投資」から始めてみる。
これが、大学生が初めて個別株を買うときの一番いいスタートなのではないでしょうか。
投資を始めたいという人は投資を始める人用の記事があるのでぜひ下のリンクから見てください