取るのは難しいけど、取ったら人生が楽になる資格4選
「大学生のうちに何か資格を取っておきたい」
「就職や将来のために、役に立つ資格が欲しい」
「せっかく勉強するなら、一生使える資格を取りたい」
そう考えている大学生も多いのではないでしょうか。
資格には、数週間程度の勉強で取得できるものから、何年も勉強しなければならないものまでさまざまあります。
もちろん、簡単に取れる資格にも意味はあります。
しかし、せっかく時間を使って勉強するなら、就職・転職・副業・お金の管理など、将来にわたって役立つ資格を狙うのもおすすめです。
今回は、取得するまでの勉強は大変ですが、取った後に人生の選択肢を増やしてくれる資格を4つ紹介します。
① 日商簿記2級
最初におすすめしたいのが、日商簿記2級です。
簿記とは、会社のお金の流れを記録・計算するための知識です。
「簿記って経理の仕事をする人が取る資格じゃないの?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、簿記2級は経理職だけでなく、営業や企画、金融、コンサルティングなど、さまざまな仕事で役立つ知識です。
特に大きいのが、会社のお金の流れを理解できるようになることです。
例えば、
- 売上
- 利益
- 経費
- 資産
- 負債
- キャッシュフロー
など、ニュースや企業の決算を見るときにも役立ちます。
大学生のうちに取得しておけば、就活でアピールできるだけでなく、社会人になってからも役立つ知識になります。
さらに、簿記の知識は副業や起業をするときにも使えます。
「将来、自分でビジネスをやってみたい」
という人にもおすすめです。
こんな人におすすめ
- 就活でアピールできる資格が欲しい
- 金融・商社・メーカーなど幅広い業界を考えている
- お金の知識を身につけたい
- 将来、副業や起業をしてみたい
資格を取った後も知識が腐りにくいという点で、大学生にはかなりおすすめの資格です。
② 宅地建物取引士(宅建)
次に紹介するのが、**宅地建物取引士、通称「宅建」**です。
宅建は、不動産に関する国家資格です。
不動産業界を目指している人なら、一度は聞いたことがある資格ではないでしょうか。
宅建の大きなメリットは、資格そのものが仕事につながりやすいことです。
不動産会社では、宅建士にしかできない重要事項の説明など、法律上必要とされる業務があります。
そのため、不動産業界では非常に知名度の高い資格です。
また、不動産業界に行かない人にもメリットがあります。
人生で多くの人が経験する、
「家を借りる」
「家を買う」
「土地や建物を購入する」
といった場面で、不動産に関する知識が役立つからです。
「家賃ってどうやって決まっているの?」
「賃貸契約で注意することは?」
「住宅ローンってどういう仕組み?」
こういったことを理解するための基礎知識が身につきます。
ただし、宅建は簡単な資格ではありません。
法律や不動産に関する専門的な知識を勉強する必要があります。
だからこそ、大学生のうちに取得しておくと大きな武器になります。
こんな人におすすめ
- 不動産業界に興味がある
- 就活で強い資格が欲しい
- 法律に興味がある
- 将来、家を買ったり借りたりするときに損をしたくない
③ 基本情報技術者
「IT系の仕事に興味がある」
「将来、どんな仕事をするかまだ決まっていない」
という人におすすめなのが、基本情報技術者です。
基本情報技術者は、ITエンジニアとして必要な基礎的な知識や技能を身につけていることを証明する国家試験です。
プログラミングやアルゴリズム、ネットワーク、データベース、セキュリティなど、ITに関する幅広い知識を勉強します。
そのため、IT未経験者にとっては簡単な試験ではありません。
しかし、ITの知識は今後さらに多くの仕事で必要になります。
エンジニアを目指す人はもちろん、
「ITに強い営業マン」
「ITを理解できる企画職」
「データを扱えるビジネスパーソン」
などを目指す場合にも、勉強した知識が役立ちます。
特にこれからは、AIやデジタル技術を仕事で使う機会が増えていきます。
だからこそ、大学生のうちにITの基礎知識を身につけておくことには大きな価値があります。
こんな人におすすめ
- IT業界を目指している
- プログラミングに興味がある
- AIやITについて詳しくなりたい
- 将来の仕事に役立つスキルが欲しい
④ FP2級
最後に紹介するのが、**FP2級(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)**です。
「FPって就職に役立つ資格なの?」
と思う人もいるかもしれません。
FPの魅力は、仕事だけではありません。
自分の人生のお金について学べることが最大のメリットです。
FPでは、
- 税金
- 保険
- 年金
- 投資
- 不動産
- 相続
- ライフプランニング
などについて学びます。
つまり、
「人生でお金に困らないための基礎知識」
を勉強できる資格です。
例えば、社会人になって給料をもらうようになると、税金や社会保険について考える機会が増えます。
結婚、住宅購入、子育て、老後など、人生のさまざまな場面でもお金の知識が必要になります。
FPの勉強をしておけば、
「保険って本当に必要なの?」
「税金ってどれくらい払うの?」
「投資を始めるなら何を考えればいい?」
といったことを考えるときの基礎知識になります。
大学生のうちに勉強しておけば、将来のお金に関する判断で損をしにくくなるというメリットがあります。
こんな人におすすめ
- お金の知識を身につけたい
- 投資に興味がある
- 保険や税金について勉強したい
- 将来のお金に不安がある
結局どの資格を取ればいい?
ここまで4つの資格を紹介しました。
それぞれおすすめする人が違います。
| 資格 | 特に役立つ分野 | おすすめな人 |
|---|---|---|
| 簿記2級 | 会計・ビジネス | 就活・ビジネスに強くなりたい人 |
| 宅建 | 不動産・法律 | 不動産業界や法律に興味がある人 |
| 基本情報技術者 | IT・エンジニア | IT業界やデジタル分野を目指す人 |
| FP2級 | お金・生活 | お金の知識を身につけたい人 |
個人的に大学生におすすめするなら、
就活・ビジネス → 簿記2級
不動産・法律 → 宅建
IT・AI → 基本情報技術者
人生のお金 → FP2級
という選び方がおすすめです。
資格は「取っただけ」では意味がない
ここまで資格を紹介してきましたが、資格について一つ注意してほしいことがあります。
それは、
「資格を取れば人生が勝手に楽になるわけではない」
ということです。
例えば簿記2級を取得しただけで、必ず就職できるわけではありません。
宅建を取ったから、必ず高収入になるわけでもありません。
FP2級を取ったから、絶対にお金に困らなくなるわけでもありません。
重要なのは、資格で身につけた知識を実際に使うことです。
簿記を取ったなら企業の決算を見る。
FPを取ったなら自分のお金を管理する。
宅建を取ったなら不動産について勉強する。
基本情報を取ったならITやプログラミングに挑戦する。
このように、資格をスタート地点として活用することが大切です。
大学生のうちに資格を取るメリット
大学生の強みは、社会人よりも比較的まとまった時間を確保しやすいことです。
社会人になってから、
「資格を取りたい!」
と思っても、仕事をしながら勉強時間を確保するのは簡単ではありません。
仕事が終わってから勉強する。
休日も勉強する。
これを何か月も続ける必要があります。
一方、大学生なら授業のスケジュールを調整しながら勉強時間を作ることができます。
もちろん大学生活を楽しむことも大切です。
しかし、自由に使える時間の一部を資格取得に使っておくと、将来の選択肢を増やすことができます。
まとめ
今回は、取るのは少し大変だけど、取得後に長く役立つ資格を4つ紹介しました。
① 日商簿記2級
② 宅地建物取引士(宅建)
③ 基本情報技術者
④ FP2級
資格選びで大切なのは、
「みんなが取っているから取る」
ではなく、
「自分が将来何に使いたいのか」
を考えることです。
就活で使いたいなら簿記2級。
不動産に興味があるなら宅建。
IT業界を目指すなら基本情報技術者。
自分自身のお金の知識を増やしたいならFP2級。
大学生のうちに一つでも「これを勉強した」と言える資格を取っておくと、将来の自分を助けてくれるはずです。
資格はゴールではなく、人生を少し楽にするための武器。
自分の将来に合った資格を一つ選んで、大学生のうちから勉強を始めてみてはいかがでしょうか。