「大学生だけど株式投資を始めてみたい」
「でも、株って100万円くらい必要なんじゃない?」
「せっかくなら配当金や株主優待ももらいたい!」
このように考えている大学生も多いのではないでしょうか。
実は、日本株には10万円以下で100株を購入できる銘柄もあります。
そこで今回は、2026年8月時点の株価を参考に、
- 100株を10万円以下で購入できる
- 配当利回りが3%以上を目安
- 株主優待がある
- 大学生でも比較的検討しやすい
という条件から、5銘柄を紹介します。
今回紹介するのは、
- ソフトバンク
- NTT
- ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス
- プレステージ・インターナショナル
- 一蔵
です。
ただし、「10万円以下+高配当+株主優待=絶対にお得」ではありません。
株価が下落すれば、配当金や株主優待を受け取っても含み損になる可能性があります。
あくまで「大学生が少額から投資を勉強するための候補」として見てください。
① ソフトバンク(9434)
最初に紹介するのはソフトバンクです。
ソフトバンクは通信事業を中心に、AI関連事業などにも取り組んでいる企業です。
2026年8月21日終値は233.8円で、100株なら約2万3,380円から購入できます。
2027年3月期の年間配当は1株8.8円が予想されており、8月21日時点の予想配当利回りは約3.76%です。
株主優待
ソフトバンクの株主優待では、条件を満たした株主にPayPayマネーライト1,000円分が進呈されます。
ただし、100株以上を1年以上保有することなどの条件があります。
つまり、購入してすぐに優待がもらえるわけではありません。
大学生におすすめの理由
ソフトバンクの魅力は、なんといっても投資金額の安さです。
100株でも約2万3,000円なので、
「いきなり10万円全部を投資するのは怖い」
という大学生でも検討しやすいでしょう。
また、配当金も比較的高く、株主優待ではPayPayマネーライトがもらえるため、普段PayPayを利用している人との相性も良いでしょう。
注意点
配当性向は2026年3月期で75.8%と高めです。
そのため、
「高配当だから絶対安心」
と考えるのではなく、今後の業績や配当方針も確認しておきましょう。
② NTT(9432)
次に紹介するのはNTTです。
NTTは日本を代表する通信企業で、NTTドコモ、NTT東日本、NTT西日本などを傘下に持っています。
2026年8月21日時点の株価は約164円で、100株なら約1万6,440円で購入できます。
さらに、2027年3月期の年間配当は1株5.4円が予定されており、予想配当利回りは約3.25%です。
株主優待
NTTの株主優待はdポイントです。
100株以上保有している株主を対象に、
- 2年以上3年未満:1,500ポイント
- 5年以上6年未満:3,000ポイント
が進呈されます。
ただし、毎年もらえる優待ではありません。
保有期間によって進呈されるタイミングが決まっている点には注意しましょう。
大学生におすすめの理由
NTTの最大の魅力は、
「約1万6,000円から高配当株に投資できる」
という点です。
大学生の場合、投資に使えるお金がそれほど多くないこともあります。
そのため、
「まずは2万円以下で株を買ってみたい」
という人には候補になるでしょう。
さらにNTTは16期連続増配となる2026年度の年間配当5.4円を予定しています。
注意点
NTTの株主優待は毎年もらえるわけではありません。
「株主優待を毎年もらいたい」という人は、この点を理解しておきましょう。
③ ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス(4433)
「聞いたことがない会社だな」
と思った人もいるかもしれません。
ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスは、販売・営業・サービスなどの分野でマーケティング支援を行う企業です。
2026年8月時点では株価が約890円で、100株なら約9万円で購入できます。
配当利回りは約4.1%と、今回紹介する銘柄の中でも高めです。
株主優待
100株以上保有すると、1,000円分のデジタルギフトがもらえます。
交換先にはAmazonギフトカード、QUOカードPay、PayPayマネーライト、dポイントなどが予定されています。
UCギフトカードを選択することもできます。
大学生におすすめの理由
大学生との相性が良いのは、やはりデジタルギフトの使いやすさです。
AmazonギフトカードやPayPayなど、自分が普段使っているサービスに交換できるのは嬉しいポイント。
そして、100株で10万円以下という条件を満たしながら、配当利回りも4%前後あります。
注意点
高配当だからといって、配当が将来も同じ水準で続くとは限りません。
2026年8月期の予想配当は1株37.5円ですが、配当性向は2025年8月期で77.3%でした。
購入する場合は、今後の業績や配当方針も確認しておきましょう。
④ プレステージ・インターナショナル(4290)
4つ目はプレステージ・インターナショナルです。
自動車関連、金融保証、プロパティ、グローバルなどの事業を展開している企業です。
2026年8月21日時点の株価は736円で、100株なら約7万3,600円。
2027年3月期の年間配当は1株28円が予想されており、予想配当利回りは約3.8%です。
株主優待
2027年3月期から株主優待制度が再導入されます。
100株以上200株未満の場合、QUOカード500円分がもらえる予定です。
さらに、2026年9月末には創業40周年記念として、100株以上の株主にQUOカード3,000円分が贈られる予定です。
ただし、3,000円分は2026年9月末のみの記念優待です。
大学生におすすめの理由
大学生にとってQUOカードは使いやすい株主優待の一つです。
コンビニなどで利用できるため、
「株主優待を実際に使ってみたい」
という人には面白い銘柄でしょう。
また、100株約7万3,600円で購入でき、配当利回りも約3.8%あります。
注意点
今回の3,000円分の記念優待は一度限りです。
そのため、
「毎年3,000円分もらえる」
と勘違いしないようにしましょう。
通常優待は2027年3月末からの予定です。
⑤ 一蔵(6186)
最後に紹介するのは一蔵です。
一蔵は和装事業やウエディング事業を展開している企業です。
2026年8月21日時点の株価は384円で、100株なら約3万8,400円。
2027年3月期の年間配当は1株15円が予想されており、配当利回りは約3.9%です。
株主優待
100株以上保有すると、以下のような優待から1つを選択できます。
- 和装商品の5,000円または10,000円割引
- 結婚式場でのコンサート&ディナー割引
- 結婚式場でのランチ割引
- レストラン3,000円割引
- フラワーギフト3,000円割引
- フォトプラン3,000円割引
などです。
大学生におすすめの理由
約3万8,000円で100株購入でき、配当利回りも約3.9%。
さらに株主優待もあるため、少額で「配当+優待」を体験したい人には面白い銘柄です。
ただし、優待の内容を見ると、大学生が日常的に使いやすいとは限りません。
「優待があるから買う」のではなく、会社の事業や業績にも注目する必要があります。
注意点
一蔵は2026年3月期に最終赤字となっており、2027年3月期は黒字転換を見込んでいます。
そのため、今回の5銘柄の中では特に業績をしっかり確認してから検討したい銘柄です。
5銘柄を比較してみよう
今回紹介した5銘柄をまとめると、以下のようになります。
| 銘柄 | 株価の目安 | 100株の投資額 | 配当利回りの目安 | 株主優待 |
|---|---|---|---|---|
| ソフトバンク | 約234円 | 約2.3万円 | 約3.8% | PayPayマネーライト1,000円分※ |
| NTT | 約164円 | 約1.6万円 | 約3.3% | dポイント※ |
| ヒト・コミュニケーションズHD | 約891円 | 約8.9万円 | 約4.1% | デジタルギフト1,000円分 |
| プレステージ・インターナショナル | 約736円 | 約7.4万円 | 約3.8% | QUOカード500円分など |
| 一蔵 | 約384円 | 約3.8万円 | 約3.9% | 自社グループ優待 |
※株主優待には保有期間などの条件があります。
株価・配当利回りは2026年8月時点の情報で、株価は日々変動します。
大学生ならどの銘柄がおすすめ?
ここまで5銘柄紹介しましたが、
「結局どれを選べばいいの?」
と思いますよね。
僕なら、目的によって選びます。
とにかく少額で始めたい
NTT
約1万6,000円から100株を購入できるため、少額投資との相性が良いです。
PayPayをよく使う
ソフトバンク
約2万3,000円から購入でき、配当+PayPayマネーライトの株主優待が魅力です。
ただし、優待には1年以上の保有条件があります。
高い配当利回りを重視したい
ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス
100株約9万円で、予想配当利回りは4%前後。
さらに1,000円分のデジタルギフトもあります。
QUOカードが欲しい
プレステージ・インターナショナル
100株約7万4,000円で購入でき、通常優待ではQUOカード500円分が予定されています。
さらに2026年9月末には創業40周年記念の3,000円分があります。
とにかく株主優待を楽しみたい
一蔵
約3万8,000円で購入でき、複数の優待から選択できます。
ただし、業績面はしっかり確認しておきたい銘柄です。
大学生が株を買うときに注意したい3つのこと
① 生活費を投資しない
これは最も重要です。
大学生の場合、
- 学費
- 家賃
- 食費
- スマホ代
- 交際費
など、必要なお金があります。
これらを削ってまで投資する必要はありません。
投資は余裕資金で行いましょう。
② 「高配当だから安全」とは限らない
配当利回りが高いからといって、株価が下がらないわけではありません。
例えば10万円で購入した株が8万円になれば、配当金を受け取っていても含み損になる可能性があります。
だからこそ、
配当利回りだけではなく、業績・財務・今後の成長性も確認する
ことが大切です。
③ 株主優待だけで銘柄を選ばない
「QUOカードが欲しい!」
「PayPayが欲しい!」
という理由で株を買うのも、投資を始めるきっかけとしては良いでしょう。
しかし、
株主優待がなくなったら、その会社の株を持ち続けたいと思えるか?
という視点も大切です。
株主優待は変更・廃止される可能性があります。
そのため、優待だけではなく、会社そのものにも興味を持って銘柄を選びましょう。
まとめ|大学生でも10万円以下から株式投資を始められる
今回は、大学生でも購入を検討しやすい、
「10万円以下+配当利回り3%以上+株主優待あり」
を目安に5銘柄紹介しました。
今回の5銘柄は、
- ソフトバンク
- NTT
- ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス
- プレステージ・インターナショナル
- 一蔵
です。
大学生にとって株式投資は、
「お金を増やすため」
だけではありません。
実際に株を買ってみることで、
「会社の業績って株価にどう影響するんだろう?」
「配当金ってどうやって決まるの?」
「株主優待ってどうやってもらうの?」
など、お金について学ぶきっかけにもなります。
ただし、株式投資には元本割れのリスクがあります。
今回紹介した銘柄も、今後株価が下落したり、配当や株主優待の内容が変更されたりする可能性があります。
「10万円あるから全部株に使おう」
ではなく、
まずは少額から始めて、投資について勉強する。
これが大学生の株式投資では大切だと思います。
今回の記事を読んで株式投資を始めたいという方はぜひ証券口座を開いてみましょう
オススメの証券口座について詳しく書いた記事があるので下のリンクから
また株式投資の始め方が分からないよという方向けの記事もあるので下のリンクから読んでみてください
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