「高収入」「即日払い」——SNSでそんな文字を見て、ふと心が動いたことはないですか。お金が欲しいと思っている大学生ほど、その一瞬のスキを突いてくる「闇バイト」の勧誘には注意が必要です。今回は東京都の特殊詐欺加害防止特設サイトの情報をもとに、危険な求人を見抜く5つのサインを紹介します。
①報酬が高すぎるのに時給の記載がない
2024年の全国平均時給は約1,359円です。それを大きく上回る「日給3万円」「1回で5万円」といった求人は要注意です。しかも「時給いくら」という具体的な記載がなく、成果報酬のようなあいまいな書き方をしているケースは特に危険です。最近では「受け子」を日給1万円程度という、以前より抑えた報酬で募集するケースも増えており、「そこまで怪しくない金額だから」と油断させる手口も出てきています。
②連絡手段がSNSのDMに限定されている
応募後の連絡が電話番号やメールではなく、SNSのDMだけに指定されている求人は要注意です。匿名性が高く、相手の身元を確認しづらいためです。「詳細はDMで」「LINEのIDを送ってください」と誘導される時点で、一度立ち止まってみてください。
③仕事内容の説明があいまい
「運ぶだけ」「電話を受けるだけ」「口座を使うだけ」といった、内容がぼんやりした求人には要注意です。実際には、「運ぶだけ」が特殊詐欺の現金の受け取り(受け子)、「電話を受けるだけ」が架け子、「口座を使うだけ」が口座売買を意味していることがあります。
④「上場企業」「行政の許可」などの権威づけをしてくる
信用させるために、「上場企業の仕事です」「行政の許可を得た合法な作業です」といった説明を加えてくる求人もあります。本当に大手企業や行政が関わる仕事であれば、募集経路も選考プロセスも一般的な就活・バイト探しと変わらないはずです。SNSのDMだけで完結する時点で違和感を持ちましょう。
⑤個人情報や身分証の写真を早い段階で求めてくる
正式な採用前に、運転免許証やマイナンバーカードの写真、家族の連絡先などを求めてくる場合は特に注意が必要です。個人情報は、万が一その仕事が犯罪に関わっていた場合に「抜けられなくする」ための材料に使われることがあります。
まとめ
警察庁の調査によると、2023年に摘発された特殊詐欺の実行役の4割以上が、SNSの闇バイト募集情報などを通じて関わっていたとされています。「お金が欲しい」という気持ちは誰にでもありますが、その気持ちにつけ込んでくる求人があることも事実です。少しでも違和感を覚えたら、その場で応募せず、家族や友人、大学の窓口に相談してください。
お金を増やす・稼ぐ方法に興味がある人は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。
大学生が知らないと損するお金の制度10選 https://kanegahosiidaigakusei.com/173/
アルバイトの税金・扶養の仕組み https://kanegahosiidaigakusei.com/155/
[…] 「お金が欲しい」——そう思って副業やバイトを探しているとき、SNSに流れてくる「絶対に儲かる投資」「優しくて将来有望な出会い」の広告やDMに、つい心が動いてしまうことはありませんか。実はその気持ちにつけ込むのが、いま急増している「SNS型投資詐欺」「SNS型ロマンス詐欺」です。以前の記事では闇バイトの見抜き方を紹介しましたが、今回は”お金を増やしたい”という前向きな気持ちを狙う詐欺について、警察庁・金融庁・国民生活センターの公式情報をもとに整理します。 […]
[…] […]
[…] 「あわせて読みたい」でも紹介している闇バイトやSNS型投資詐欺・ロマンス詐欺と同じく、こうした詐欺は「お金がない」「急いでいる」というすきを狙ってきます。今回は、大学生の生活に特に入り込みやすい宅配便偽SMSについて、一次情報をもとに見分け方と対処法をまとめます。 […]
[…] […]